7月9日(水)に人間生活学科の教育学ゼミの学生たちが北海道三笠高等学校を訪問してきました。
三笠高校は食物調理科が置かれている「食」のプロフェッショナルを育てる道内でも珍しい高校です。
三笠高校が市立高校になるプロセスについて調査を進めていた北海道大学教育学部の学生?院生と、家庭科教員を目指して学んでいる藤女子大学の学生が連携して、学校の訪問と松井牧子校長へのインタビューを行いました。
《参加した学生の感想の一部》
「今回の訪問では、松井校長先生が「地域と一体となった教育のあり方」について強調されていたことが特に印象に残っています。食物調理科の取り組みとして、地元の食材を使った商品開発や地域のイベントへの出店など、授業の枠を超えた実践的な活動が展開されており、とても驚きました。こうした活動を通して、高校が単なる“教育機関”や“料理を学ぶ場”ではなく、地域を支える“担い手の育成拠点”としての役割を果たしていることに気づかされました。」
また、三笠高校で勤務している本学OGの家庭科教員からも、三笠高校の特徴や教師の魅力とやりがいなどをお話いただいたり、普通の高校よりも設備が充実した調理実習室などを紹介していただいたりなどしました。
高校をあとにしてからは、三笠市博物館を見学して地域の理解を深めたり、三笠高校生レストランの施設に立ち寄ってアイスを食べたりして三笠市を満喫してきました。
今回の訪問では高校生たちの作った料理を食べることはできなかったので、改めて訪問したいと思います。
最後になりますが、お忙しい中ご対応いただきました三笠高校の松井牧子校長、調査に同行させていただいた北海道大学教育学部の篠原岳司先生と学生?院生の皆さん、本当にありがとうございました。
ぜひ三笠高校の取り組みにもご注目ください!