Messages from teachers and students
在学生からのメッセージ
「喋りたい」から「使いたい」へ
T.N(4年)
もともと英語は好きで自分でも色々と勉強していましたが、1年の時にESS(360足球比分直播_中国足彩网¥app官网 Speaking Society)に入部してから、ますます英語を勉強するようになりました。ESSで開催されるスピーチ、ディスカッション、ディベートの各種大会に出場し賞を獲得するには、基本的な英語力は当然の事、更にそれぞれの競技に固有な知識の習得や高い能力が不可欠でした。英語が流暢に話せればそれでOKだと思っていた私は、「英語を話せるだけでは何の使い物にもならない」事をこの時初めて痛感しました。 これが契機となり、「英語を上手に話したい」から「英語を使って何かしたい」と考えるようになりました。ESSの各大会にはとにかく全て参加し、英語を使って考え、それを英語で発言し、更に相手からの意見に自分の考えを返すという訓練を地道に積んで行きました。 その甲斐あってか、3年の夏休みに大学代表として出席したオーストラリアでのASEACCU国際会議では、「キリスト教的側面から見た生命倫理」というテーマの下、アジア各国から集まった学生達と自由に英語で意見を交換し合い、命への価値観を深めるという大変素晴しい学びを経験する事が出来ました。そこで出会ったインドネシア人の友人とは今でも電話やメールをやり取りする仲ですが、「互いに英語を母語としない者同士が英語で通じ合えている」ことを思うと、ああ、英語をやっていて本当に良かったな、と心から感じます。
アメリカへの長期語学留学
I.I(4年)
私は大学在学中に兼ねてから希望していた長期語学留学を実現させることができました。留学先は本学提携校、アメリカのほぼ中心部カンザス州にあるベネディクティン?カレッジです。留学前は、実際に自分の英語を試してみたい気持ちや、異文化の新しい習慣の中で生活することへの期待に胸を膨らませていました。また同時に、何が起こるかわからないという漠然とした不安もありました。留学中は、思うように意思疎通できないもどかしさや、食べ物や生活の違いに慣れるまでストレスを感じることも多くありました。しかし、大学生活?寮生活?休暇中のホームステイを通して出会うことのできた方たちに恵まれていたことが生活するうえで心の支えとなりました。留学生活は意外とあっという間で、やっと現地の生活に慣れてきた頃に終了しました。実際に生活してみて、語学力がどれだけ不足しているのか、人とのコミュニケーションの図りかたなど改善すべきことに気づくことが出来ました。そして、まだまだ留学中にやり残したこともたくさんあります。この留学経験を通して得ることの出来たものを、これからの生活に活かしていこうと思います。
台湾での貴重な経験
H.N(4年)
大学入学以前から、台湾をはじめとするアジア圏に興味があったので、大学の交換留学制度を利用して台湾の輔仁(フジェン)大学へ留学しました。英語と違い、大学から始めた中国語は、まだ学習歴も浅かったので、留学当初は言葉の壁で落ち込むこともありました。しかし、今思うと、英語圏では味わえなかったであろう経験だったのではないかと思います。また、想像以上の多国籍の学生との交流(寮ではルームメイトが前期はスウェーデン人、後期は台湾人でした)、日本から同じ目標を抱いてやって来た学生との出会い、現地学生のサポートなど、語学以上に得ることもたくさんありました。英語文化学科に所属しながら、アジア圏という未知の世界を経験できたのも藤女子大学だったからだと思います。アジア圏も英語圏とは違った魅力がありますよ。